2025年8月– date –
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悔しいラウンドが伸びしろになる!ボビー・ジョーンズの言葉に学ぶ100切りゴルフ術
ゴルフをしていると、思うようにいかない日が必ずあります。「今日こそ100を切れると思ったのに、またOB連発で大叩き」「絶好のチャンスで3パット…結局目標に届かなかった」そんな悔しい気持ちを味わった経験、きっと誰もが持っているでしょう。 しかし、... -
ゴルフは人間の器を映す鏡 ― トム・ワトソンと「偏狭なるハザード」
夏坂健さんの著書『ゴルフの恋文』に、私が忘れられない一節があります。それはトム・ワトソンが、学生時代から親しんできた「カンザスシティ・カントリークラブ」を自ら退会した理由について書かれたくだりです。名門であり、彼にとっては“ふるさと”のよ... -
ブラッシー(Brassie)とは?クラブの歴史と100切りゴルファーへのヒント
「ブラッシー(Brassie)」というクラブ名の由来は、ソールに取り付けられた真鍮(brass)にあります。19世紀後半から20世紀前半にかけて、ゴルフクラブはまだ木製のヘッドが主流。摩耗を防ぐため、底面に真鍮製プレートが装着されていました。そのため「B... -
ゴルフにおける「バウンスバック」とは?100切りを目指すゴルファー必須の立て直し力
ゴルフ中継でよく耳にする言葉に「バウンスバック(bounce back)」があります。直訳すると「跳ね返る」。転じて、悪いスコアの直後に良いスコアで挽回することを指します。 プロの世界では「バウンスバック率」というデータがあり、ボギー以上を叩いた直... -
パターは、ただ転がすだけのものではない ─ 100切りの最大のカギ
「パターなんて、ただボールを転がすだけだろ?」そう思っている方は、きっとパター練習を退屈に感じているのではないでしょうか。 確かに、ドライバーやアイアンのように豪快なスイングや飛距離はありません。派手さもなく、練習場でも軽視されがちです。... -
スコアを決めるのはドライバーではなく「2打目」
ゴルフのスコアを振り返ると、思った以上にティーショットの良し悪しが最終スコアに直結していないことに気づきます。むしろスコアを決めているのは2打目のショットではないでしょうか。今回は私自身のラウンド体験を例に、2打目の重要性と改善方法、さら... -
アマチュアに「引退」はあるのか?
2025年8月、女子ゴルファーの鈴木愛佳子選手が「今月をもって選手生活を終える」と発表しました。 メディアでは「引退」という言葉が使われましたが、よく考えてみると「プロではないアマチュアにも引退はあるのだろうか?」という疑問が浮かびます。 この... -
ゴルファーは「聖杯」を探す旅人──たった1本のクラブを求めて
夏坂健さんの名著『ゴルフの恋文』の一編「聖杯伝説」には、こんな一節が登場します。 「ゴルファーとは、生涯を賭けて自分用の1本のクラブを求める旅人である。」 14本のクラブをバッグに入れられるのに、なぜゴルファーは「たった1本」を求め続けるのか... -
「ボールに1年、アイアンに2年、ウェッジに3年」慣れるまでの英国流ゴルフ哲学
「ボールを変えたら調子が狂った」「新しいアイアンが全然しっくりこない…」 そんな経験、ゴルファーなら一度はありますよね。 実は、イギリスにはこんなことわざがあります。 “It takes one year to get used to a new golf ball, two years for new iron... -
【意外な盲点】試打クラブと新品クラブは「別物」?中古クラブ購入のすすめ
ゴルフクラブを新しく買うとき、多くの方はまずショップで「試打」をしてから決めると思います。試打クラブを打って「これはいい!」と感じたら、そのまま新品を注文するのは自然な流れでしょう。 しかし、ここに意外な落とし穴があります。試打で使ったク...