100切りには、技術より“考え方”が大切です。
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パターは、ただ転がすだけのものではない ─ 100切りの最大のカギ
「パターなんて、ただボールを転がすだけだろ?」そう思っている方は、きっとパター練習を退屈に感じているのではないでしょうか。 確かに、ドライバーやアイアンのように豪快なスイングや飛距離はありません。派手さもなく、練習場でも軽視されがちです。... -
スコアを決めるのはドライバーではなく「2打目」
ゴルフのスコアを振り返ると、思った以上にティーショットの良し悪しが最終スコアに直結していないことに気づきます。むしろスコアを決めているのは2打目のショットではないでしょうか。今回は私自身のラウンド体験を例に、2打目の重要性と改善方法、さら... -
ゴルファーは「聖杯」を探す旅人──たった1本のクラブを求めて
夏坂健さんの名著『ゴルフの恋文』の一編「聖杯伝説」には、こんな一節が登場します。 「ゴルファーとは、生涯を賭けて自分用の1本のクラブを求める旅人である。」 14本のクラブをバッグに入れられるのに、なぜゴルファーは「たった1本」を求め続けるのか... -
「ボールに1年、アイアンに2年、ウェッジに3年」慣れるまでの英国流ゴルフ哲学
「ボールを変えたら調子が狂った」「新しいアイアンが全然しっくりこない…」 そんな経験、ゴルファーなら一度はありますよね。 実は、イギリスにはこんなことわざがあります。 “It takes one year to get used to a new golf ball, two years for new iron... -
【意外な盲点】試打クラブと新品クラブは「別物」?中古クラブ購入のすすめ
ゴルフクラブを新しく買うとき、多くの方はまずショップで「試打」をしてから決めると思います。試打クラブを打って「これはいい!」と感じたら、そのまま新品を注文するのは自然な流れでしょう。 しかし、ここに意外な落とし穴があります。試打で使ったク... -
引き算のゴルフ——100切りを目指すための守る戦略
攻めるゴルフと守るゴルフ ゴルフは「攻めるスポーツ」だと思っている人は少なくありません。ドライバーで遠くまで飛ばし、林に入っても木の間からグリーンを狙う。バンカー越えも強気に打つ。それが成功すれば大きな達成感がありますし、プロのような華や... -
林に入ったボールをどう処理するか——スコアを守るための冷静な判断
林に入ったときに最初に考えること ティーショットが林に飛び込んでしまったとき、多くのゴルファーは焦りを感じます。しかし大切なのは、まず冷静に「次のショットをどう組み立てるか」を考えることです。林から直接グリーンを狙いたい気持ちは誰でもあり... -
距離だけでクラブを選ぶと、100切りは遠ざかる──ラフからの“守りの一打”がスコアを救う
夏のラフは想像以上に厄介です。以前はボールの頭が見える程度に刈られていたラフも、最近は芝の伸びが早く、ボールがすっぽり沈むことも珍しくありません。フェアウェイを狙ったショットが思いのほか転がってラフに入り、見つけるのもひと苦労。こうした... -
バンカーは怖くない。窓が閉まる前に打て──中部銀次郎に学ぶ心のゴルフ
バンカーが嫌われる理由 多くのゴルファーにとって、バンカーはスコアを崩す原因になりやすい難所です。砂があるだけで急に難しく感じ、構える前から「うまく出せるだろうか」と不安になることもあります。特に初心者やアマチュアにとっては、トップやホー... -
ロストボールは“天使への贈り物”?──夏坂健の名言がくれた心の余白
導入(リード文) ゴルフをしていると、避けて通れないのが「ロストボール」。特に、高価なボールやお気に入りのモデルをなくした瞬間、胸に広がるのは悔しさと虚しさです。 ところが、作家・夏坂健さんの言葉に出会ってから、私はその気持ちが不思議と軽...
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