ChatGPTという“言葉のキャディー”──AIでラウンドを振り返る新習慣

ゴルフのスコアカードは、数字の集まりに見えます。
しかし、その裏には風の影響、クラブ選択のミス、集中力の乱れなど、数字では語れない背景が潜んでいます。

この「見えない要素」を言葉で記録し、AIの客観的な視点で振り返る──。
それが、私が始めた**“言葉のキャディー”としてのChatGPT活用法**です。


目次

ChatGPTでゴルフのラウンドを分析する方法

私が行っているのは、スコアカードを「ホールごとの言葉の記録」に変えることです。
たとえばこんな簡単な表を作ります。

ホールドライバー2打目アプローチパット備考
1Hフェアウェイグリーン右チップイン狙い2距離感◎
2Hプッシュ右ラフ奥にこぼれる2ライが悪い
3Hフェアウェイナイスオン1バーディー!

このデータをChatGPTに渡し、「どこが課題か?改善点は?」と質問します。
すると、感情に左右されない冷静な分析と具体的なアドバイスが返ってきます。


スコアカードを“言葉”にするメリット

人間の記憶はあいまいです。
「今日はショットが悪かった」と言っても、それが本当にショットの問題なのか、判断ミスなのか、集中力の問題なのかは数字だけでは判断できません。

しかし、スコアカードを言葉で残すと、こうした傾向が見えてきます。

  • 「ドライバーは当たっているが、左ラフが多い」
  • 「アプローチが全部ショート。勇気不足かもしれない」
  • 「3パットはないが、1パットが少ない。攻めきれていない?」

この変化は、「なんとなく調子が悪い」を**「何がどう悪かったのか」に変える効果**があります。
つまり、次の練習やコースマネジメントを設計する“地図”になるのです。


AIは感情を持たないが、気づきをくれる

ChatGPTは「惜しかったですね」「悔しいですね」とは言いません。
だからこそ、感情に引きずられない冷静な視点を得られます。

ある日、こんなフィードバックをもらいました。

「アプローチが常に手前にショートしていますね。リスクを避ける癖がありませんか?」

これを見て、私は自分が「グリーン奥のミス」を極端に恐れていたことに気づきました。
AIはスイングそのものではなく、思考や判断のクセを炙り出してくれる存在なのです。
まるで、クラブを渡す代わりに「思考のクラブ」を手渡すキャディーのように。


“言葉のキャディー”を始めるためのおすすめツール

もしあなたもこの方法を試すなら、次のツールがあるとスムーズです。

これらを組み合わせると、AI分析の精度も高まり、練習の効率が一気に上がります。


まとめ|“言葉で振り返るゴルフ”は上達を加速させる

ゴルフは「自分との対話のスポーツ」と言われます。
ChatGPTという“言葉のキャディー”は、その対話を深めるパートナーです。

スコアを分析し、癖を知り、次の準備を考える──。
この繰り返しが、不調に左右されない安定したゴルフを育てます。

✅ まずは次のラウンドから「言葉で残すゴルフ」を始めてみませんか?

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