ゴルフのスコアを振り返ると、思った以上にティーショットの良し悪しが最終スコアに直結していないことに気づきます。
むしろスコアを決めているのは2打目のショットではないでしょうか。
今回は私自身のラウンド体験を例に、2打目の重要性と改善方法、さらにそれを支えるおすすめクラブ・練習器具をご紹介します。
実体験──ティーショットは完璧だったのに崩れたラウンド
本日のラウンド。ドライバーはほとんどフェアウェイセンターを捉え、手応えも十分でした。
しかしスコアカードを見返すと、パー4やパー5で痛恨のダボやトリが目立ちました。原因は明らかに2打目の失敗です。
パー4のホールでは、ティーショットでフェアウェイど真ん中に置いたのに、2打目の4番ウッドがスライスして林の中へ。
無理をせず素直にフェアウェイへ出したものの、3打目ではまだ距離が残り、結果的に4オン2パットでダブルボギー。
続くパー5でも、林からのリカバリーショットが不運にも赤杭に当たり後方へ。結局6オン2パットのトリプルボギー。 ティーショットは安定していたのに、2打目でつまずいただけでハーフ42。あと数打は確実に削れたはずです。
なぜ2打目がスコアを左右するのか
多くのゴルファーが「スコアはショートゲームで決まる」と言います。確かにアプローチとパットは大切です。
しかしそもそも2打目でトラブルを招けば、アプローチやパットの勝負にすら持ち込めないのです。
ティーショットが良くても、セカンドショットで林に入れれば1打をロス。
ラフに外せば飛距離を稼げず、結局は寄せワンのプレッシャーを強いられます。
逆に2打目がフェアウェイキープできれば、グリーンを狙う展開に持ち込め、ボギー以上を防ぎやすくなるのです。
アマチュアがやりがちな「2打目の失敗パターン」
- 無理にウッドでグリーンを狙う:届かせたい欲で大叩き。
- ライを無視してクラブ選び:ラフや傾斜でトップ・ダフリ。
- 距離優先で方向性を犠牲:結局OBや林に入れてスコア崩壊。
どれも「攻めたい気持ち」が招く典型例です。
大切なのは、届かなくても3オンを狙う冷静さとクラブ選びの工夫です。
2打目を安定させる考え方と戦略
- 無理をしない:林やラフではまずフェアウェイへ。
- 得意クラブを優先:4Wよりも7W・UTで確実性を。
- 距離より方向性:届かなくても次打が狙える位置に置く。
特にアマチュアにとっては「ナイスボギーを拾う」意識がスコアメイクの近道です。
ダボやトリを防ぐだけで、スコアは10打以上変わることも珍しくありません。
おすすめクラブ──2打目をやさしくする武器
セカンドショットを安定させるには、やさしいクラブを選ぶことが最大のポイントです。
無理に難しいクラブを振るよりも、自分に合った武器で確実に前進させる方が結果的にスコアは良くなります。
フェアウェイウッド
高弾道でつかまりやすい7Wや9Wは、アマチュアにとって最強の武器。
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ユーティリティ
林やラフからでも抜けやすく、方向性が安定。初心者からシニアまで使いやすい。
👉 ユーティリティ一覧を見る
ショートユーティリティ
26〜30度前後のUTは、180〜150ヤードの「長めのセカンド」を安定させる救世主。
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練習で差がつく!自宅でできるセカンドショット強化法
セカンドショットの失敗の多くは打ち急ぎとフェースコントロールの乱れ。
これを防ぐには、コースだけでなく日常から意識的に練習することが大切です。
おすすめ練習器具
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- 正しいインパクト感覚を養うインパクトバッグ → インパクト練習器具を見る
- 方向性アップに効くパターマット+ラインガイド → 室内パター練習器具を見る
まとめ
- ティーショットが良くても、2打目の失敗でダボやトリになる。
- 「無理をしない」「やさしいクラブを選ぶ」ことがスコア安定のカギ。
- フェアウェイウッド・ユーティリティ・練習器具で2打目を安定させよう。
スコアを決めるのはドライバーではなく2打目。
今日からセカンドショットを重視したプレーと練習を取り入れることで、確実にスコアが改善します。
次のラウンドこそ「2打目の意識」でハーフ40切りを目指してみませんか?