直ドラ(じかドラ)が教えてくれるゴルフの本質 ── 青木瀬令奈プロに学ぶ「打点の安定」と100切りの近道

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青木瀬令奈プロの「じかドラ(直ドラ)」練習をイメージした、地面からドライバーを打つ女性ゴルファーの構え(ドライバーは大きな3番ウッドという意識を表現)

──ごまかしの効かない練習で、スイングの「健康診断」を行う

最近、ツアー屈指のショットメーカーである青木瀬令奈プロの練習法として注目されているのが「じかドラ(直ドラ)」です。ティーアップせず、地面に置いたボールをドライバーで直接打つ。一見、無謀な練習に思えますが、実はこれこそがスイングの本質をあぶり出す最高の基礎練習なのです。

青木プロを指導する大西翔太コーチが、なぜあえてこの難易度の高い練習を取り入れているのか。そこには、100切りを目指すアマチュアにとっても極めて重要な「上達のヒント」が隠されています。

目次

じかドラとは「一切の誤魔化しが効かない」健康診断

通常、ドライバーはティーアップして打つため、多少打点が上下にズレてもボールは浮いてくれます。しかし、地面から直接打つとなれば話は別です。

  • ヘッドが低すぎれば: 強烈なダフリ
  • ヘッドが浮き上がれば: 歯に当たるトップ

一切の誤魔化しが効かないこの状況は、まさにスイングの「健康診断」です。スイング軌道、入射角、そしてフェースコントロール。形成外科専門医の視点で見れば、身体の軸が1ミリでもブレれば成立しない、極めて精緻な**「身体操作の訓練」**と言えます。

青木瀬令奈プロがじかドラで磨く「芯を食う感覚」

小柄な体格ながら正確無比なショットを放つ青木プロは、「ドライバーを大きな3番ウッドだと思って打っている」と語ります。飛ばそうと力むのではなく、フェアウェイウッドの延長線上にある「運ぶクラブ」として扱っているのです。

大西コーチの狙いも明確です。 「ティーアップした状態では隠れてしまう『打点の不安定さ』を、じかドラで矯正する。地面からでも常に同じ高さでインパクトできる再現性こそが、本当の強さになる」

この練習を繰り返すことで、ボールを「打ちに行く」のではなく、身体の回転の中にボールを「通過させる」という、理想的なスイングプレーンが形作られていきます。

100切りゴルファーが「じかドラ」から得るべき果実

「地面からドライバーなんて無理だ」と諦める必要はありません。この練習の目的は、ボールを遠くに飛ばすことではなく、「地面との正確な距離感」をつかむことにあります。

  1. 打点の安定: ティーがなくても芯に当てられる自信は、ティーショットの安心感に直結します。
  2. 力み癖の解消: 「当てにいかない」ゆったりとしたリズムが身につきます。
  3. ミート率の向上: アイアンスイングの精度まで底上げされます。

実践!じかドラを習得するための3ステップ

いきなりフルスイングをするのは怪我やクラブ損傷の恐れがあるため、段階的な処方箋をお伝えします。

  • ステップ1: 7番ウッドやユーティリティで、地面から打つ感覚に慣れる。
  • ステップ2: 7割の力で、コンパクトにスイングし「音」と「手応え」を確認する。
  • ステップ3: 低い弾道で構わないので、ドライバーで芯をとらえる感触を掴む。

まとめ ── じかドラは最強の「基礎練習」である

青木瀬令奈プロがじかドラを大切にするのは、それが「自分のスイングを正直に知る手段」だからです。100切りを目指す私たちにとっても、自分のズレを教えてくれるこの練習は、最短ルートのガイド役となります。

「地面から打てる」という確信が持てたとき、あなたのドライバーショットは見違えるほど厚く、安定したものに変わっているはずです。

私も最初は空振りを恐れていましたが、この練習を始めてからアイアンの打音が明らかに変わりました。皆さんも勇気を持って一球、試してみてください。

「直ドラは、自分のスイングと向き合う勇気から始まります。まずは自分の『打点』を知ることから始めてみませんか?」

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