ショットよりショートゲームを鍛える理由 ― 飛ばなくてもスコアは作れる

ショートゲーム練習をする中高年ゴルファー。寄せとパットで100切りを目指す。

「ドライバーが真っすぐ飛ばない」
「アイアンが当たらない」
「でもアプローチが寄れば、100は切れる」

そんな思いを抱えながらコースに立つ方は多いはずです。
私も同じように悩み続けてきました。

年齢を重ねると飛距離は落ちていく。
それでも、寄せとパットが安定すればスコアは崩れません。
むしろ“飛ばない”ことを前提にしたゴルフを組み立てたほうが、100切りは現実的なのです。


目次

1. 「ショットが悪くても100は切れる」の真実

飛距離がなくても、3打目を寄せて2パットで上がる力があればスコアはまとまります。
ドライバーを250ヤード飛ばすより、アプローチで3メートルに寄せる方がはるかに現実的。

私自身も、今は4W・7W・11Wを中心にプレーしています。
アイアンはあまり使わず、得意な番手で刻む。
その代わり、50ヤード以内を徹底的に磨く

結果的に、安定して90台前半を維持できています。


2. 練習場では「スコアにならない練習」をしている?

練習場では平らなライから気持ちよく打てる。
しかしコースでは傾斜・芝の抵抗・風・湿度が違う。

だからこそ、練習場ではなくアプローチ練習を優先すべきです。

「ドライバー100球より、アプローチ10球」
これが100切りの近道です。


3. 100切りを支えるのは「リカバリーの力」

100切りのゴルフでは、ナイスショットの数よりリカバリーの質が大事です。

・ドライバーが曲がっても、アプローチで寄せればボギーで上がれる
・グリーンを外しても、パターで寄せればダブルボギーを防げる

つまり、「ミスを最小限にする技術」=ショートゲーム力なのです。


4. ショートパットが入らないのは「心の動き」

ショートパットを外すのは、打ち方より気持ちの問題です。
“外したくない”という意識が、ストロークを止めてしまう。

私もパターを何本も替えました。
PING Scottsdaleのセンターシャフト、
オデッセイ Ai Jailbird の中尺など、さまざま試しました。

最終的に分かったのは、

「入るかどうかは、構える前の静けさ」
ということです。

1メートルのパットを入れる集中力が、スコアの底を支えます。


5. 練習を“続けられる”人が100を切る

ショートゲームは才能より継続
家でもできる練習を取り入れることで、感覚を保てます。

私のおすすめは、
朝のコーヒー前に1メートルパットを5回、
夜寝る前にアプローチ素振りを10回。

これだけでも1か月後には、距離感とタッチが見違えます。


6. 100切りの核心は「寄せて2パット」

ドライバーで10ヤード伸ばすより、アプローチを1メートル寄せる方が簡単。
100切りの最短ルートは、「寄せて2パット」を繰り返すことです。

飛距離よりも精度と距離感
それがショートゲームの本質です。


🏠練習器具で差をつける ― 自宅で感覚を磨く3アイテム

記事の最後に、100切りを支えるおすすめ練習器具を紹介します。
いずれもAmazon・楽天などで購入可能です。
SWELLの「商品リンクブロック」で整理すれば見やすくなります。

分類商品名例特徴
パット練習パターマット工房 PRO-GREEN1mパットの再現性が高く、距離感を養える
アプローチ練習タバタ ゴルフ アプローチマット芝感がリアルで、リビングでも実践的
ショートパット補助SKLZ True Line パターマットフェース角と転がりを矯正できる

どれも“続けられる”ことを目的に選んでいます。
1日10分でも感覚は確実に戻ります。

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